映画・あらすじ感想レビュー

ネタバレ…しても楽しめる!! 映画『カメラを止めるな!』レビュー C級ゾンビ映画と思いきや笑撃の展開

投稿日:2018/10/25(木) 更新日:

(映画『カメラを止めるな!』公式サイトより)


小説家ワナビ・鳴瀬さんの批評コーナー
小説家を目指すアラサー・ワナビの鳴瀬さんが、映画やドラマ、小説を批評する不定期連載。今回は、映画『カメラを止めるな!』を偉そうに論じるぞ!

小説家ワナビの鳴瀬さん
マスター、話題の映画『カメラを止めるな!』を見てきたよ

ミーハーたまみ
おそっ! あたしはとっくに見たよ

マスター
どうだったんですか。ウワサ通り、面白かったんですか

あらすじ

小説家ワナビの鳴瀬さん
面白かったな。評判がいいから最初はちょっと構えて見てたんだが、途中から笑いが止まらなくなった

マスター
笑い? たしか、ゾンビ映画のはずでは…

ミーハーたまみ
前半はゾンビ映画を撮影中のキャストやスタッフたちがゾンビに襲われるっていう態なの。で、その後に『一ヶ月前』ってテロップが入って、実はテレビの生中継でゾンビドラマを流すことになったっていうところからリスタートするんだよね

小説家ワナビの鳴瀬さん
前半はC級映画と思えるほど役者たちの演技や演出に雑さや奇妙な間が見られたんだが、後半ですべて伏線回収されていくんだ。そのすべてに笑いが起こる仕組みになってる

マスター
う~ん、ちょっとよくわからないですね

芸能通の小島さん
この映画の肝は、トラブルが次から次へと起こるものの、生放送を中断することができず、なんとかアドリブで繋いでいこうとする役者と裏方たちの必死さにおかしみがあるんです。その点でいえば、三谷幸喜監督の映画『ラジオの時間』が近いかもしれませんね


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マスター
ああ、なるほど。イメージが湧いてきました

小説家ワナビの鳴瀬さん
要は内幕コメディーってわけだ。本来はゾンビ映画に出演するはずじゃなかった監督の日暮隆之濱津隆之)が、役者のトラブルで監督役をやらなきゃいけない状況に陥った。ここで日暮は、リハーサルの時に小生意気だった主演女優役の松本逢花秋山ゆずき)やその相手役の神谷和明長屋和彰)にここぞとばかりにキツく当たったりするんだよ

ミーハーたまみ
その日暮の奥さんで元女優の晴美しゅはまはるみ)も役者として急遽、参加することになるんだよね。だけど、これがまた問題人物なんだな。役にのめり込むあまりプロレスシーンで相手を骨折させて引退した過去があるだけに、撮影がスタートすると大暴れ。それを必死に抑えるためにやむなく、日暮がチョークスリーパーして失神させたりね。そのてんやわんやがおもしろいの

(公式サイトより/左から逢花、晴美、日暮、和明)

小説家ワナビの鳴瀬さん
日暮の娘の真央真魚)も現場に見学に来ていたんだが、この子も中々にクレージーなんだよな。気の弱い父親とは正反対で、リアリティーを求めるためには我を押し通すタイプ。だから、父親の伝手で撮影現場のADとして雇われてもすぐに問題を起こしてお払い箱になってしまうんだ。ところが、トラブル続きの生放送中の混乱にかこつけて監督のポジションをゲットしてしまう。ベテランスタッフたちがパニックに陥ってる中、ひとり水を得た魚のようにテキパキとディレクションするんだ

芸能通の小島さん
脇役たちの設定もおもしろかったですよね。最初にゾンビになってしまう役を演じた​細田学細井学)の演技に笑ってしまいました

小説家ワナビの鳴瀬さん
あの酔っ払いのオヤジか。たしかに面白かった

マスター
酔っ払い?

ミーハーたまみ
ゾンビ映画のシーンでは、見事にゾンビを演じていたように見えたんだけど、実は本番前にお酒を飲んで完全に酔っ払い状態。それを、日暮やスタッフたちがカメラに見えない位置から操り人形のようにして無理やり演技させてたんだよね

小説家ワナビの鳴瀬さん
ゾンビとしての演技でゲロを吐いていたのかと思いきや、リアルに吐いてたりとかな。それを顔面で受けてしまった​山ノ内洋市原洋)が悲鳴を上げるシーンは笑えた。それと、本番中に下痢になってしまう山越俊助山﨑俊太郎)も面白かった

芸能通の小島さん
前半のゾンビ映画の最中に、不自然にその場から離れようとしていた意味がわかった時は笑えました

ミーハーたまみ
それから、カメラアシスタントの女の子・松浦早希浅森咲希奈)も良かったよね。早く撮影がしたくてしょうがなくて、本番前に先輩カメラマンに何度も直訴するんだけど、取り合ってはもらえなかったの。だけど本番中、先輩がぎっくり腰になったから咄嗟にカメラを拾って撮影を続行するんだけど、映像がブレッブレなんだよね

小説家ワナビの鳴瀬さん
だけどそれが、リアリティーを求める真魚の感性にマッチしたりするんだよな。その関係性も面白かったが、あまりに映像がブレすぎて酔ってしまった。そこだな、マイナス点は。危うく途中退席して、後半を見逃すところだった

ミーハーたまみ
そうしたら、単なるC級映画を見たにすぎないよね

マスター
三半規管が弱い方は注意かもしれませんね

小説家ワナビの鳴瀬さん
でも、我慢して見て良かった。最後は意外にも清々しいラストになったしな

マスター
これまでの話を聞いていて、清々しいラストというのが想像できないのですが

ミーハーたまみ
日暮真魚の親子の絆が再構築されるんだよね。最後のシーンには、カメラを4メートルの高さに上げるクレーンが必要なんだけど、生放送中のドタバタで壊れちゃったの。だけど、そのシーンでは、どうしても高いところから主役の逢花を撮る必要があるんだよね

小説家ワナビの鳴瀬さん
ただ、クレーンがなければどうにもならない。イケメン・プロデューサーの古沢真一郎大沢真一郎)はラストシーンをカットするように決めるんだな。これに対して日暮がキレたんだ。絶対にカットはできないと。すぐに冷静になって謝ったんだが、これをすぐ近くで見ていた真魚は感動するんだ。今まではバカにしていた情けない父親にも映画人として熱いところがあるのだと

ミーハーたまみ
だから真魚ちゃんは決心するんだよね。何が何でもラストシーンを撮るって

マスター
しかし、クレーンはないんですよね

ミーハーたまみ
うん。だから、スタッフたちが組体操でピラミッドをつくって、その上から撮影することにしたの

マスター
もの凄いことを考えますね

芸能通の小島さん
けれど撮影は無事に成功したんです

感想

小説家ワナビの鳴瀬さん
最後は親子愛を描いたハートウォーミング映画のようだったよな。その点でいっても、ラジオの生放送を通じて夫婦愛を描いた『ラジオの時間』に通じるものがあるかもしれないな

マスター
皆さんの評価は高いようですね

ミーハーたまみ
うん。もう一回見に行ったら、さらに細かい伏線が見えてきそうだから、何度でも楽しめるんじゃないかな

小説家ワナビの鳴瀬さん
たしかにな。手ブレ酔いするシーンさえなければ、もう一度見に行きたいと思う。ネタバレしても楽しめるお勧めの映画だ

無料視聴方法

ミーハーたまみ
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